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津波・台風・海面状況の24時間画像計測システム

分野
地震・津波防災、台風・高波被害軽減、漁業・海水浴場・港等の安全監視
キーワード
津波、台風・高波、防災・減災、3D画像計測、24時間監視、遠距離画像計測
工学部 電子情報工学科

教授 盧 存偉

研究概要

研究の性質

本システムは文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の支援を受け、5年間の研究開発を経て構築したものであり、現在本学において試験運行している。

研究の目的

地震・津波の予知は非常に困難である今日では、津波が発生した際に、それをいち早く検知し、津波の規模、波高と伝播速度をリアルタイムで計測することより、到着時間と規模を算出し、津波防災に貢献することは本研究の目的である。

システム構成

陸地(現在本学の建築物)に設置する可視光カメラと赤外カメラにより、5~20Km先の遠方海面の状況を撮影し、三次元画像解析により、海面や波の高さ等の情報をリアルタイムで取得し、津波発生の有無を判定する。

必要な設備

可視光カメラ、赤外カメラ、カメラレンズ、カメラ旋回台、PC、サーバー等。

設置場所

海に近い高台が望ましい。

利点・特徴
  • 【24時間監視】可視光カメラと赤外カメラの撮影情報の総合解析により、365日24時間の監視が可能。
  • 【無公害・遠隔】レーダやレーザ光等を使用せず、カメラを用いた遠隔システムなので、無公害で導入簡単。
  • 【広範囲監視】カメラの旋回により、半径20Km程度の広範囲監視が可能。
  • 【多様な解析】撮影した画像はデーターサーバーに保存するので、多様なデータ解析に対応可能。
  • 【多様な応用】海面の三次元情報を取得するので、津波防災はもちろん他にも多分野に応用可能。
  • 【防災と減災】国の防災と減災政策の実現に必要な技術なので、多様な防災・減災システムに融合しやすい。
応用分野
  • 津波の計測、津波防災システムの構築
  • 台風の計測、台風・高波防災システムの構築
  • 漁業、海水浴場、港などの監視システムの構築
  • その他遠距離三次元画像計測システムの構築
特許情報
  • 特許第4590592号(2010年登録)「三次元計測装置および三次元計測方法」
  • 特許第4883517号(2011年登録)「三次元計測装置および三次元計測方法並びに三次元計測プログラム」
  • 特許第4986679号(2012年登録)「非静止物体の三次元画像計測装置、三次元画像計測方法および三次元画像計測プログラム」
  • 特許第5224288号(2013年登録)「表面検査装置および表面検査方法」
  • 特許第5633719号(2014年登録)「三次元情報計測装置および三次元情報計測方法」
  • 特許第5728699号(2015年登録)「表面検査装置、表面検査方法および表面検査プログラム」
  • 特許第6099115号(2017年登録)「三次元表面検査装置および三次元表面検査方法」

他、米国特許1件、中国特許3件、香港特許1件
※特許発明ブック(平成30年5月):No.3、No.4、No.10、No.18、No.24、No.30、No.34

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